ボディ塗装のトラブル

今回はボディ塗装の不具合についてご紹介します。

こちらは水シミ跡の画像です

水シミ跡 1

水シミ跡が発生する原因は、塗膜上に付着した水滴(雨水、水道水等)が蒸発する際に、水分中のカルシウム等が水滴の外周に凝縮され、白い付着物のシミが出来てしないます。(夏場はボディ表面の温度が高くなる事で、一気に乾く時に発生率が高いです)
このまま放置して進行すると塗装表面がクレーター状(凹み状)なってしまう事もあります。また、酸性雨の影響で被害が大きくなる事あります。

ボディ表面が凹み状になった状態です

ボディ表面が凹み 2

処置としては、コンパウンドで磨き落とす事が出来ますが、酷い凹み状の物は磨き落とす事が出来なくなる物あります。雨水が乾く前に早めに洗車する事が効果的です。

こちらは、虫害の画像です

虫害 3

特に夏場に多く発生が見られます。虫がボディ表面の熱により、死んでしまった際に体内から出る分泌物等により塗膜を浸食してしまいます。
処置としては、塗膜表面のみの浸食であればコンパウンドで磨き補修が可能ですが、浸食の深い場合は、磨き補修ができない場合もあります。

今回は2例ほど紹介させて頂きましたが、その他にも鳥糞、花粉、樹液、鉄粉など様々な物質によりボディ塗装の不具合が起きる可能性があります。
どの不具合も、まめに洗車をする事で防ぐ事が出来ますので、お車をまめに洗車してあげてください。

当社でも、洗車メニューやボディ磨き、ボディコーティングメニューがございますので、スタッフまでお気軽にお声をお掛けください。