フロント側面ガラス


クルマの窓ガラスには、透明性に関して2つの基準が定められています。特にフロント側面ガラスにフィルムを貼る前には、以下の点を必ずご確認ください。

1. 可視光線透過率が70%以上であること。
 対象となる窓ガラスは、前面ガラスの上縁から20%を除く部分と、運転者席の側面ガラスです。法令では、運転者が交通状況を確認する為に必要な視野の範囲として、側面ガラスについては適用部分が細かく定められています。

2.透明であること。
 対象となる部分は、運転者が交通状況を確認する為に必要な視野の範囲と前面ガラスの上縁から20%です。バスでは扉の上方の窓ガラス及び扉の窓ガラスで運転者座面より下方の部分も対象となります。更にトラックでは確認窓がそれぞれ追加対象となります。これらの部分は他の自動車、交通信号機、歩行者等をそれぞれ確認出来るものではなければいけません。

ではどうやって確認するのか?
 東京スバル 青梅店では「可視光線透過率測定器」があります。この測定器を使用すると可視光線透過率が適正かどうか、数値で判断することができます。

実際に測定器を使用してみました。
 現行レガシィの側面ガラスです。UVカットガラスの為、可視光線透過率数値が74%です。数値を見ていただくと、先ほど上の方で説明した基準数値70%以上という数値に近いです。現行レガシィのフロント側面ガラスにフィルムを貼ると、基準を下回ってしま う可能性があります。基準の70%を下回らない様に気をつけて下さい。また全てのフィルムが基準を下回るわけでもないので、よく確認して貼ってください。

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以上、少し難しいお話になってしまいましたが、遠慮無くお問い合わせいただければお調べいたします。また可視光線透過率測定器は現在、青梅店に有りますが、他の店舗に貸し出す事もありますので、御来店される際は、電話にてご確認をお願いいたします。スバル車以外も確認しますので、ぜひ一度ご来店をお待ちしております。