現在、SUBARU車の多くにアイサイトが搭載されています。
実はアイサイト搭載車両のフロントガラスには、ドライブレコーダーやその他の機器
を設置するのに「禁止エリア」が有る事をご存じでしょうか？

用品等の取付禁止エリア

自動車保険の特約で指定されているドライブレコーダーや、カー用品店に販売されているドライブレコーダー等が「禁止エリア」に取り付け（アイサイトカメラ部分に被って取り付け）されていると、アイサイトの本来の性能が十分に発揮出来ない事や誤作動等の危険性も考えられるため、その注意点をご説明します。
アイサイトの世代、車種によって禁止エリアの違いがあるのですが、今回はレヴォーグでご紹介します。下図、グレーの部分が「禁止エリア」です。

VM型レヴォーグ アイサイトVer.3の場合
（フロントガラス内側から見た図）

VN型レヴォーグ アイサイトXの場合
（フロントガラス外側から見た図）

VN型レヴォーグ アイサイトXの場合
（ダッシュボードを上から見た図）

この様に、フロントガラスやダッシュボードにドライブレコーダー等の機器を取り付ける位置には制限がございます。
これは「アイサイトカメラ部分に被って取り付けた機器」や「フロントガラスへ反射して映った物」をアイサイトカメラが物体として誤認識してしまうためです。

また、アイサイトのカメラコンピューターはアイサイトカメラと一体型となっているため、アイサイトカメラ付近に取り付けをした機器のノイズによってアイサイトの作動に影響が出る可能性もございます（エラー表示や一時停止等が起こる）。

純正用品以外のドライブレコーダーを取り付ける際には十二分な注意が必要となります。
スバル用品から販売されているドライブレコーダーはメーカーの検証が行われている商品なので安心、安全にご使用いただけます。

ここからは余談ですが、スバル用品や社外品にも記憶媒体にSDカードを使用していると思います。実はこのSDカードは消耗品となります。
使用環境や使用機種、SDカードの内部構造によって使用年数は様々ですが、おおよそ２年～3年と言われています。
スバル用品が取り扱っているSDカードは家電量販店等に比べてお値段は違いますが、自動車や防犯カメラ等に使われるSDカードは高耐久SDカードが使用されているケースが多いです。また機種毎に指定されているSDカード以外を使用していると正常に作動しなくなる場合がございますので、ご購入の際は機種にあったSDカードである事を確認の上、ご使用をお願いいたします。