サービスワンポイントアドバイス:スパークプラグについて

サービス・ワンポイントアドバイス
08年09月 更新号 スパークプラグについて
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 今月はエンジンの中心部で常に、高温・高圧の負荷を受けながらも安定した火花を飛ばし続ける、そんな縁の下の力持ち、スパークプラグの紹介です。

秋の深まりを肌で感じるこの季節ですが、日々目まぐるしく変わるこの寒暖差、実はスパークプラグにとってもなかなか厳しい季節なんです。

そもそもスパークプラグって?

 スパークプラグとはエンジンに火花を飛ばす部品で、イグニッションコイル等の点火装置で作られた一万ボルトとも言われる高電圧が、スパークプラグの中心電極との間に加わると自然界のカミナリと同じ原理の放電現象が起こり電子火花が発生します。
 ガソリンエンジンの回転を維持する上で、必要となってくる三大要素『良い火花』『良い混合気』『良い圧縮』。
 その『良い火花』を作り出す、それがスパークプラグです。ひとたび調子を崩すと、エンジン不調の原因となり最悪エンスト、始動不能につながる重要な部品です。

スパークプラグの種類や寿命は?

 現在、普通車・赤帽車のスパークプラグは、白金またはイリジウム等の長寿命スパークプラグを採用しています。軽系で採用している従来のスパークプラグは、走行距離が増えてくると電極の角部が損耗して丸くなり着火性能が落ちるので、軽系で7000km〜10000km、小型系で15000km〜20000km程で必要となってきます。
 白金プラグやイリジウムプラグは電気部に損耗がほとんど出ない白金やイリジウムの細いチップを使用し、熱容量を下げ、着火性を上げると共に耐久性が向上し、交換時期の10万kmまで、ほぼメンテナンスの必要がありません。
 スパークプラグがエンジンの側方の位置し、なかなか手の入りにくいボクサーエンジンに最適なスパークプラグと言えますね。

ワンポイントアドバイス

 そんな頼れる白金、イリジウムプラグですが、季節の変わり目にはちょっと注意が必要です。急に冷え込んだ朝一のエンジン始動にてこずった経験をお持ちではありませんか?
スパークプラグの『かぶり』と称される〔スパークプラグがガソリン等で湿り火花が飛びづらい〕この現象、要因としてはこんな事が考えられます。

冷え切ったエンジンは金属が縮小し、圧縮圧力が低下。更に冷えたエンジンオイルは粘度が高くスターターモーターによるエンジン回転の抵抗になり、そして、かかりにくいエンジンの為に通常よりも多くのガソリンを供給〔始動増量と言います〕することもスパークプラグが『かぶり』やすくなります。
 エンジンをかけたり止めたりの頻度の高い、いわゆる【チョイ乗り】や近年の低排出ガス対策も始動時のガソリン供給を極力少なくし清浄化を計る為、『かぶり』を助長する結果につながります。

かぶった時の特徴としては・・・

 エンジンが空回りする様な音がしたり、かかりそうな気配〔初爆〕が無いなど、エンジンの空転感があります。
 『かぶり』の対処としてはガソリンに湿ったスパークプラグに火花を飛ばしやすくする為、アクセルプラグを必要に応じて少し開け、ガソリンと空気のバランスを整えてあげると良いでしょう。
朝、忙しい時に車のエンジンがかからないと慌ててしまうかと思いますが、そこは落ち着いて状況を確認した上お電話を頂ければ、より良い対応ができるかと思います。

赤羽店:吉川
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